自然遊びのメリットとは?大人が子どもと簡単にできるアイデア一覧!

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自然遊びのメリットとは?

子どもの成長に自然遊びはたくさんのメリットがあるといいますが、具体的にどんな効果があるのでしょうか。


また、大人が子どもと簡単にできるアイデアも紹介していきます。


お子さまと一緒に自然遊びをしたいと思っているけれど、わざわざ森や山に行かないとできないと思ってる方、いらっしゃいませんか?


自然遊びをさせてくれるイベントに参加しないとダメなんじゃないの?大がかりな準備が必要では?


…いえいえ、そんなことはないんです!それではさっそく、見ていきましょう♪

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目次

自然遊びのメリットとは?

アジサイの花のにおいをかぐ少年

自然遊びが子どもに与えるメリットには、このようなものがあげられます。

自然遊びで身につくもの

好奇心
探究心
集中力
判断力
忍耐力
想像力
発想力
思考力
創造力
共感力
コミュニケーション能力
体力

自然を通して、子どもに学びをうながすことができます。


五感を使うことにより、より深く自然を知ることができます

疑問を感じ(気づき)、考える、調べる → 好奇心、思考力、発想力、探究心が身につきます。

よく観察する、何かを見つけるために根気よく探す、つかまえる → 集中力、想像力、判断力、忍耐力がしぜんと育ちます。

自然の中で自由に遊び、お友達やさまざまな人とふれあい、一緒に活動する → 創造力、共感力、コミュニケーション能力が養われます。

さまざまな季節や天気の中で歩く走る、凸凹道や斜面を上る下る → 体力がつきます。


さて、わが息子の博士くんはとにかく、生きものが大好きなんです。


図鑑を見たり本を読んだりしてその生きものについて、よく知っています。

私はただ、知っているだけでなく、その生きものを実際に見たことがあるか、ふれたことがあるか、の方が何倍も大事だと思っています。

自然の中で生きものの姿を実際に見ること、さわることで、その生きものについて、本ではわからなかった新たな気づきが生まれます

よく観察することでさらに疑問がわき、調べて知ろうとします。

また、実際にその生きものをつかまえたいと思っても、ときにはつかまえることの難しさにぶつかります。



どうしたらつかまえられるのか、あきらめずに挑戦すること、作戦を考えて試行錯誤すること

つかまえたい生きもののはどんな生態なのか、どこに生息しているのか、そこはどんな環境なのか



それを大人も一緒に考えながらあれこれ実践していくうちに、いずれは子どもが自分で考え挑戦していくようになります。

博士くんの虫取り体験

息子は幼稚園でも生きもの博士と呼ばれ、生きものを見つけるのもつかまえるのも得意です。

ですが、はじめから生きものを見つけられたわけでも、つかまえられたわけではありません!

何年も昆虫採集や生きもの探しを続け、観察し調べてきた経験の蓄積だと思っています。


バッタが成虫だったらはねがあって飛ぶことを瞬時に判断し、どれくらい飛ぶのか予測して網を振り下ろす

取り逃がしたことも、網には入ったのに虫かごに入れるときに失敗してくやしくて泣いたことが、いままで何度あったでしょう…。


飽きることなく何時間も草むらを探し歩き、息子がとりたいと思っていたお目当てのバッタがつかまえられたときの爆発的な喜びやはじけるような笑顔、充実感にあふれた表情は私の大事な宝物です。

自然の中では人間の思うようにはいかないものです。だからこそ、魅力的で心惹かれるんですよね!


そういった環境に身を置くことで、あらゆることを自然から教えてもらい学び取っていると感じます。


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親子で簡単に楽しめる自然遊びのアイデア

私たち親子がおすすめする簡単に楽しめる自然遊びのアイデアを紹介します!

雨の日たんけん

水たまりにジャンプする少年

雨の日。

天気が悪いと大人はついつい、外では遊べないと決めつけてしまいますが、子どもの頃、雨の日や雨の日の次の日ってワクワクしませんでしたか?


さあ、長靴に傘、レインウェアを着て、お子さんと一緒に散歩に出かけてみましょう!

博士くん4歳のころの「雨の日のたんけん」

この日は小雨が日中続くような天気。出かける予定があり、目的地まで徒歩25分かかります。

時間に余裕がある日だったので、ゆっくり散策しながら向かうことにしました。


となりのトトロの「さんぽ」を歌いながらスキップ♪

大きな水たまりにジャンプも、やり放題でテンションアップ!


街路樹にはいつもは見かけないかたつむりがたくさんみつかりました。水たまりにはアメンボも


子どもには雨の日でも関係なく、むしろ喜んであそんでいました。

いつもの散歩道もゆっくりのんびりと歩いて、ふだんはあまり姿を見せない生きものに出合ったり、晴れた日とはちがう景色をあじわってみてはいかがでしょうか。

暗やみナイトツアー

夕焼けの中を無邪気に遊ぶ子どもたち

懐中電灯やヘッドライトを身につけて、夜に公園を散策する、ただそれだけなのですが…。

私は「暗やみナイトツアー」と名付けてみました!


このツアー、子どもたちに大人気なんです。

博士くんの「暗やみナイトツアー」

今年の夏、息子のお友達4人と開催したツアーをご紹介します。

暗くなってからいつもの公園に集合するのもなんだかいつもと違って胸が躍ります。

それぞれ懐中電灯を手に、まずはセミの羽化の観察。真っ白なはねが伸びていく姿に子どもたちはみんな大興奮!虫めがねをのぞいて細かいところもよく見てみました。


公園を探索するうちに夜にしか咲かないカラスウリの花も見つけました。夜にだけしか咲かないので特別感もあって幻想的です。女の子のお友達は懐中電灯で照らしながら、さっそくスケッチをしていましたよ。



次に林で出合ったのは闇にガサガサと忍び寄る足音…なんと大きなヒキガエルが登場!これにはお母さんたちの悲鳴が公園中に響き渡りました。


木の上から私たちを見下ろすオオカマキリ、コフキコガネが電灯に集まり飛び回ったり、木に大集合するナメクジなど、夜間に活発に動く生きものたちにたくさん遭遇することができました。


子どもたちの驚いて見合わせた顔、暗闇が怖くて手をつなぐ姿、真剣に観察する様子もほほえましかったです。

セミの羽化やカラスウリの花を初めて見た保護者の方たちにもとっても喜んでいただけました。

みなさんもちょっぴりドキドキの非日常を体感してみてくださいね。


※夜間の活動はお子さまから目を離さないようご注意ください。

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木の実や葉を使った野外アート

どんぐりを集めて見せる子ども


お子さんと公園でいつも何をして遊んでいますか?


もちろん遊具で遊ぶのも楽しいのですが、少しの工夫でいつもの公園での遊びがひろがります


いろんな種類や色の葉っぱ集め、雑草を集めてくらべてみる、落ち葉をかき集めて落ち葉プール、木の枝や木の実など拾ったものでおままごとなどなど、お子さんが興味をしめしたものであそんでみましょう!

さて、ひとしきり遊んだ後はあつめたものを材料にした「野外アート」はいかがですか?この野外アートのポイントは、家に持って帰ってやるのではなく外でやること!

レジャーシートを持って行ってピクニック気分で「野外アート」のはじまりはじまり。


はさみ、セロテープ、ボンド、画用紙、クレヨン、ペンなどを用意しておけばOK


お子さまのイメージで思いつくままに自由な発想で、工作のはじまりはじまり。芸術家になりきって楽しんじゃいましょう!


木の枝や松ぼっくり、どんぐりを組み合わせた工作など、絵だけではなくて立体的な作品になるかもしれませんね!

さあ、大人も一緒に作品作りを楽しんで♪

スケッチブックとクレヨンでおえかきタイム

池や川にいる生きもの観察

池で水遊びをする兄弟

おうちの近くにある池や川、どんな生きものがいるかご存じですか?一度、網で水の中をすくってみてください。


どんな生きものをつかまえられたでしょうか。


川で石をひっくり返すと水生昆虫の幼虫やカニが見つかりますし、春には池でカエルの卵の観察がおすすめです。

そういった場所の周囲には昆虫やほかの生きものも生息しているかもしれません。

また、同じ場所に定期的に通ってみて、朝と夕方、季節での違いなどを感じ取るのもおもしろいです。

水位、水の透明度、水の温度、見られる生きもの、近くに咲いている花、植物などなど。


まずは、お子さまが興味を持ったものをよく観察してみましょう!


※水辺での活動はライフジャケット着用するなど、くれぐれもお子さまから目を離さないようご注意ください。

自宅の庭やベランダでできる植物の栽培

出かけることなくできる自然遊び、植物の栽培はいかがでしょうか。

お子さまの好きな植物を種からまいて育てるのもいいですし、お花屋さんやホームセンターで苗や鉢植えを買ってきてもいいですね。

100円ショップなどでも必要な道具をそろえられますし、手軽に始められます。


私のおすすめは、かんたんに育てられるあさがおとミニトマト


あさがおとミニトマトは子どもにとっても身近な植物ではないでしょうか。昆虫に興味が出てきたら、チョウを呼ぶための植物を育ててみるのもおもしろいですよ。

あさがお

家であさがおを育てる


あさがおのたねを用意し、土に埋めて育ててみましょう!


毎日、水やりをしながらじっくり観察。

どんなふうに育ったかの成長を日記につけることもできますし、芽を出したときにたねが帽子みたいにくっついているのもかわいいですよね。


咲いた花を使った色水遊びや押し花、たねの収穫まで楽しめますよ。

おすすめの絵本
『あさがお』荒井真紀(金の星社)

ミニトマト

ミニトマトの栽培

ミニトマトの苗を買ってきて、育ててみましょう。あさがおと同様に成長日記をつけてみるのもいいですね。

花が咲き、実がなり、色が変わっていく様子を観察できるのもポイントです。


食べごろになったら自分で育てたミニトマトを収穫して、トマトを使った料理にも挑戦してみましょう!

トマトを切ったら中身はどうなっているかな?トマトのおなかの中も調べてみるのもおもしろいですよ。

おすすめの絵本
『やさいのおなか』きうちかつ(福音館書店)

ミニトマトの料理

自然遊びのメリットとは? まとめ


自然遊びのメリットとは?また、親子で身近にできる、さまざまな自然あそびのアイデアを取り上げてみました。


メリットだらけの自然遊びは子どもの心と体の成長に欠かせません!子どもの育ちにこんなにたくさんの効果があるのなら、親の私たちが出来る範囲でさせてあげたいですよね


そんな自然遊びを大人が子どもと楽しむには、ほんのすこしの工夫と準備(段取り)が必要なだけ


お仕事や家事に育児…なにかと忙しい日々ですから、少し余裕のある時にでも親子で楽しんでみてください!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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